中国の花譜

牡丹、芍薬、蘭、梅、菊、海棠、薔薇が咲き薫る“花の国”中国。
「洛陽牡丹記」「陳州牡丹記」「范村梅譜」「范村菊譜」「金しょう蘭譜」「王氏蘭譜」「瓶花譜」「瓶史」「花鏡」ほか、宋代から清代にいたる代表的な花譜12編。
中国の森羅万象を軽妙な筆致でつづる明代の随筆集。
天・地・人・物・事の5部からなり、古今の文献や著者の豊富な見聞をもとに透徹した観察眼で記述する。
かの南方熊楠も愛読した。
第4巻には、書道・絵画、各地の風俗、奇行・徳行、女性論など、人部下巻を収める。
明代末の中国に滞在して西欧の知識を伝えた宣教師リッチは、また膨大な中国情報を西欧にもたらした。
西洋と中国の文化交流に偉大な足跡をのこしたリッチの多彩な功績に光をあてた評伝の続巻。
第2巻は、第3部から第10部まで。
古今東西の文献を博捜し、ユニークな視点から明治・大正文学史を考証的に研究した“最後の文士”木村毅の代表作。
泉鏡花、島崎藤村らの大家から、今や忘れ去られた小説家まで。
とおく起源を古代の祭祀に求められる中国の演劇は、宋・元の時代に「真情」や「自然」があふれる一代の優れた文学として確立した。
20世紀初頭に中国の古代史研究を一新した名著の初の全訳。
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